川崎フロンターレは17日、ルーヴェン(ベルギー1部)にレンタル移籍中のDF大南拓磨が、完全移籍に切り替わることを発表した。

 1997年12月13日生まれの大南は現在27歳。
ジュビロ磐田でプロキャリアを始めた後、柏レイソルを経て2023年に川崎フロンターレに加入すると、同シーズンの天皇杯優勝も経験。昨夏に自身初となる海外挑戦として、ジュピラー・プロ・リーグに所属するルーヴェンへとレンタル移籍し、今シーズンは公式戦27試合に出場していた。

 ルーヴェンによると、大南との新契約は2028年夏までの3年間とのことだ。クラブのスポーツディレクター(SD)は、大南について「タクマ・オオミナミは経験豊富なセンターバックで、ルーヴェンでの加入1年目に良い印象を残した。チームにうまく溶け込み、今後数年間でこのチームの最終ラインにおけるリーダーになることを期待している」と評価した。

 また、完全移籍に移行することが発表された大南は、川崎フロンターレのクラブ公式サイトにてコメントを残している。

「川崎フロンターレに関わる皆さん、この度、OHルーヴェンに完全移籍することになりました。しっかり結果を残して飛躍できるように頑張ってきます! 2年半、ありがとうございました」
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