スイス・スーパーリーグ(スイス1部)のグラスホッパーは17日、同クラブに所属する日本代表DF瀬古歩夢の退団を発表した。

 現在25歳の瀬古はセレッソ大阪の育成組織出身で、2017年にクラブ最年少となる16歳11カ月でトップチームデビュー。
2020シーズンから主力に定着し、同年のJリーグおよびJリーグYBCルヴァンカップの新人賞をダブル受賞した。2022年1月にはグラスホッパーへと完全移籍。21歳で海を渡ると、ここまでの在籍3年半で公式戦125試合出場4ゴール2アシストを記録していた。

 6月に行われたFIFAワールドカップ26アジア最終予選では日本代表の一員として2試合に出場した瀬古。今回、契約満了に伴うグラスホッパー退団が正式決定した。なお、同クラブは瀬古以外にも複数選手の退団を発表しており、クラブ公式サイトで「グラスホッパー・クラブ・チューリッヒは、みなさんのご尽力に心より感謝するとともに、今後のキャリアと私生活において、さらなる活躍と幸せを心よりお祈り申し上げる」とメッセージを送った。
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