リヴァプールがクリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイに関心を寄せているようだ。19日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。


 5シーズンぶりにプレミアリーグを制覇したリヴァプールは、今夏の移籍市場で積極的な動きを見せている。退団したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド(現:レアル・マドリード)の後釜としてオランダ代表DFジェレミー・フリンポンを獲得し、レヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの加入が決定的に。さらにはボーンマスからハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの加入も有力視されている。

 そんなリヴァプールはセンターバック(CB)の補強も検討しており、グエイが獲得候補リストの上位に名を連ねているようだ。チェルシーのアカデミーで育った24歳は2019-20シーズンにトップチームデビューを飾り、スウォンジーへのレンタルを経て2021年夏からクリスタル・パレスでプレー。ここまで公式戦通算155試合出場8ゴール4アシストという成績を残しており、イングランド代表でも主力として活躍している。

 なお、リヴァプールではイングランド代表DFジャレル・クアンサーのレヴァークーゼン加入が濃厚となっている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、リヴァプールはクアンサーのレヴァークーゼン移籍成立後にCB補強に向けた動きを本格化させる見込みとのこと。また、クリスタル・パレスとの現行契約が2026年6月末までとなっているグエイに対しては、国内の複数クラブが関心を寄せているようだ。
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