チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが、一発退場となったことを謝罪した。

 FIFAクラブワールドカップ2025・グループDの第2節が20日に行われ、チェルシー(イングランド)はフラメンゴ(ブラジル)と対戦。
13分にペドロ・ネトが先制点を決めたものの、62分と65分に立て続けに失点して逆転を許すと、83分にダメ押しゴールを奪われ、1-3で逆転負けを喫した。

 この試合ベンチスタートとなったジャクソンは64分に今夏の新加入で初先発出場となったリアム・デラップとの交代でピッチに投入されたものの、68分にボールをキープしようとした際に相手の足を足裏で踏みつけてしまい、レッドカードが提示され、出場からわずか4分で退場となってしまった。

 なお、ジャクソンはチャンピオンズリーグ(CL)出場権をかけた重要な一戦となっていた5月11日に行われたプレミアリーグ第36節のニューカッスル戦(●0-2)でも35分に一発退場となっており、2025-26シーズンのリーグ戦開幕節まで出場停止処分が下されているなか、自身直近の公式戦出場4試合で2度目の一発退場となった。

 この軽率なプレーに解説を務めていた元チェルシーのジョン・ミケル・オビ氏から「愚か」と批判されているほか、エンツォ・マレスカ監督も「レッドカードだ。何も言うことはない」と苦言を呈されているなか、ジャクソンは自身の公式インスタグラムのストーリーを更新し、次のように謝罪した。

「クラブ、スタッフ、チームメイト、そして観戦していたすべてのファンに申し訳なく思う。皆の期待を裏切ってしまった。またもやレッドカードを受けてしまい、正直言って自分に腹が立っている。このような状況に陥らないようにチームを助けるために日々努力をしている」

「なぜこんなことになってしまったのか、まだ完全には理解していない。しかし、一つ確かなことは故意ではなかったということだ。ただフットボールの場面で間違った方向に進んでしまっただけだ。言い訳はしない。
責任はすべて僕にある」

「反省して、成長し、バッジのために、そして僕を信じてくれるすべての人のためにより強くなって戻ってくる。申し訳ない。申し訳ない。申し訳ない」


【ハイライト動画】フラメンゴvsチェルシー

編集部おすすめ