20日、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツがレヴァークーゼンからリヴァプールに完全移籍。今年最も紙面を賑わせたビッグディールがついに成立した。


 リヴァプールが支払う移籍金は1億2500万ユーロ(約210億円)+ボーナス最大2500万ユーロ(約42億円)と報じられている。2023年1月にベンフィカからチェルシーに移籍したアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを抜いて、プレミアリーグ史上最高額を更新した。

 それでも、移籍市場サイト『Transfermarkt』が公開している歴代の移籍金ランキングによると、ヴィルツはポルトガル代表FWジョアン・フェリックスや元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらよりも低い6位。争奪戦を適正価格で制したリヴァプールの交渉力の高さがうかがえる。

 高額移籍を果たした選手には期待外れに終わったケースも少なくないが、ヴィルツは重圧に押し負けずプレミアリーグの舞台でも活躍できるのだろうか。移籍市場サイト『Transfermarkt』が公開している歴代移籍金ランキングのトップ20は以下の通り。

[写真]=Getty Images
■18位 9500万ユーロ(約160億円)

アントニー(2022年夏 アヤックス→マンチェスター・ユナイテッド)
ランダル・コロ・ムアニ(2023年夏 フランクフルト→パリ・サンジェルマン)
ハリー・ケイン(2023年夏 トッテナム→バイエルン)

■17位 1億100万ユーロ(約170億円)

ガレス・ベイル(2013年夏 トッテナム→レアル・マドリード)

■16位 1億500万ユーロ(約177億円)

ポール・ポグバ(2016年夏 ユヴェントス→マンチェスター・ユナイテッド)

■14位 1億1300万ユーロ(約190億円)

ロメル・ルカク(2021年夏 インテル→チェルシー)
ジュード・ベリンガム(2023年夏 ドルトムント→レアル・マドリード)

■13位 1億1600万ユーロ(約195億円)

モイセス・カイセド(2023年夏 ブライトン→チェルシー)

■12位 1億1660万ユーロ(約196億円)

デクラン・ライス(2023年夏 ウェストハム→アーセナル)

■11位 1億1700万ユーロ(約197億円)

クリスティアーノ・ロナウド(2018年夏 レアル・マドリード→ユヴェントス)

■10位 1億1750万ユーロ(約198億円)

ジャック・グリーリッシュ(2021年夏 アストン・ヴィラ→マンチェスター・シティ)

■9位 1億1200万ユーロ(約202億円)

アントワーヌ・グリーズマン(2019年夏 アトレティコ・マドリード→バルセロナ)

■8位 1億2080万ユーロ(約203億円)

エデン・アザール(2019年夏 チェルシー→レアル・マドリード)

■7位 1億2100万ユーロ(約204億円)

エンソ・フェルナンデス(2023年冬 ベンフィカ→チェルシー)

■6位 1億2500万ユーロ(約210億円)

フロリアン・ヴィルツ(2025年夏 レヴァークーゼン→リヴァプール)

■5位 1億2720万ユーロ(約214億円)

ジョアン・フェリックス(2019年夏 ベンフィカ→アトレティコ・マドリード)

■3位 1億3500万ユーロ(約227億円)

ウスマン・デンベレ(2017年夏 ドルトムント→バルセロナ)
フィリペ・コウチーニョ(2018年冬 リヴァプール→バルセロナ)

■2位 1億8000万ユーロ(約303億円)

キリアン・エンバペ(2018年夏 モナコ→パリ・サンジェルマン)

■1位 2億2000万ユーロ(約370億円)

ネイマール(2017年夏 バルセロナ→パリ・サンジェルマン)
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