ノッティンガム・フォレストが、ヌーノ・エスピリト・サント監督との契約を2028年夏まで延長した。21日にクラブ公式サイトを通じて発表した。


 ポルトガル出身のヌーノ監督は現在51歳。バレンシアやポルトなどで監督を務めた後、2017年夏から率いたウルヴァーハンプトンでプレミアリーグ昇格や昇格初年度でのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得などを達成し、名声を高めた。

 2021年夏からトッテナムの監督に就任したものの、わずか4カ月で解任の憂き目に遭った。だが、2022年夏から率いたアル・イテハドでは、1年目にサウジ・プロフェッショナルリーグを制覇した。

 2023年12月からノッティンガム・フォレストの監督を務めており、1年目は就任当初降格圏に沈んでいたチームを立て直してプレミアリーグ残留を達成した。そして今季は快進撃で一時期はチャンピオンズリーグ出場権争いに絡み、最終的に7位フィニッシュで来シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を獲得。2度の欧州制覇を誇る名門を1995-96シーズン以来の欧州カップ戦出場に導いた。

 ヌーノ監督は契約延長に際し、ノッティンガム・フォレストのクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「この素晴らしいフットボールクラブで旅を続けられることを嬉しく思う。フォレストに来て以来、選手、ファン、そしてクラブのみんなの間に特別な絆を作るために懸命に働いてきた。今こそ、これまで以上に特別な思い出を作るために努力する時だ」
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