FIFAクラブワールドカップ2025・グループG第3節が26日に行われ、マンチェスター・シティはユヴェントスを5-2で破った。試合後、マンチェスター・シティに所属するベルギー代表FWジェレミー・ドクが、『DAZN』を通して現在の心境を明かすとともに、左サイドでコンビを組んだアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリについて語った。


 ここまでともに2連勝を飾っていた中で迎えたグループGの“首位決戦”は、序盤の9分に左サイドの“ホットライン”が開通。ペナルティエリア手前左寄りの位置で横パスを受けたアイト・ヌーリが、絶妙なタイミングでスルーパスを通すと、一瞬の動き出しで背後を取ったドクが、カバーに来たフランス代表DFピエール・カルルをファーストタッチで抜き去り、右足でゴールネットを揺らした。

 チームは直後の11分に自陣でのミスから同点に追いつかれるも、26分にはオウンゴールで勝ち越しに成功。後半に入ると、52分にノルウェー代表FWアーリング・ハーランド、69分にイングランド代表MFフィル・フォーデン、76分にブラジル代表FWサヴィーニョが次々と得点を重ね、84分に失点を許すも、5-2でタイムアップ。マンチェスター・シティは首位で決勝トーナメントへ駒を進めることとなった。

 試合後、ドクは「正直に言って、まずはこのようなピッチに立つ機会を与えてもらえたことに感謝をしたい」と謙虚にコメント。今大会、出場した2試合ではすべてゴールを挙げているが、「自由に、穏やかにプレーすることができている」と心身の充実ぶりを明かした。

 同時に、今夏の移籍市場でマンチェスター・シティに加わり、左サイドでコンビを組んだアイト・ヌーリにも言及。公式戦のピッチで共演するのはこれが初めての機会ながら、ユヴェントス戦では先制点のシーン以外でも見事な連携を見せていた。ドクは「彼はトップクラスの選手だよ。スピードがあって、1つ1つの反応も素早い」と話すと、次のような言葉で、縦関係のコンビを組む喜びを口にした。

「彼はサイドバックとして、インサイドでも、アウトサイドでも高水準のプレーができる。
彼とプレーするのは本当に楽しいよ。彼はフランス語を話せるから、些細なコミュニケーションも問題がない。間違いなく、良い連携を見せられていると思うし、彼が僕らのチームに加わってくれたことを嬉しく思うよ」

 マンチェスター・シティのラウンド16は、日本時間で7月1日の10:00キックオフ。レアル・マドリード、ザルツブルク、アル・ヒラルのうちのいずれかのチームと対戦する。


【動画】マンCがユヴェントスを5発粉砕




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