1996年2月23日生まれで現在29歳の太田は、日本体育大学から2018年にヴァンフォーレ甲府に加入してプロ入り。2021年にFC町田ゼルビアへ移籍すると、2023年から新潟でプレーしていた。
新潟では公式戦通算60試合に出場し12得点を記録。今シーズンも明治安田J1リーグで11試合に出場し1得点を記録していた。なおJ1通算成績は47試合出場8得点を記録している。
太田は加入する湘南の公式サイトを通じてコメントしている。
「アルビレックス新潟から来ました太田修介です。湘南ベルマーレの力になれるように、サッカー人生を賭けて全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」
また、2年半を過ごした新潟を通じてもコメント。感謝の気持ちを述べるとともに、自ら移籍を決断したと語っている。
「このたび、湘南ベルマーレに移籍することになりました。まずは、このタイミングとチーム状況での移籍となってしまい、申し訳ありません。
「それと同時に、このクラブになかなか貢献できなかったことへの悔しい思いが多くあります。さまざまな困難がありましたが、このクラブで活躍したいと強く思っていました。しかし、自分の未熟さが故に、それをすることができませんでした。申し訳ありません。今回の移籍にあたって、寺川強化部長は僕を引き留めてくれましたが、僕自身で決断しました」
「2年半の間、応援していただいたファン・サポーターの皆さん。パートナー企業やホームタウン関係者の皆さん。さまざまな面でサポートしてくれたフロントスタッフの皆さん。僕が新潟でプレーするチャンスをくれた強化部の皆さん。指導してくれた監督・コーチングスタッフの皆さん。快適にプレーできるようにサポートしてくれたマネージャー・エキップ・ランドリーや清掃にあたるスタッフやオレンジカフェの皆さん。ピッチ外でも魅力を発信してくれた広報部の皆さん。
湘南は今シーズンのJ1で22試合を終えて残留ラインの17位に位置。FW福田翔生がブレンビー(デンマーク)、DF畑大雅がシント・トロイデン(ベルギー)へと移籍した他、DF鈴木淳之介もコペンハーゲン(デンマーク)への移籍が近づいているとされており、主軸がチームから離れることに。一方で、浦和レッズのFW二田理央を期限付き移籍で、サンフレッチェ広島のMF松本大弥を完全移籍で獲得。その他、GKポープ・ウィリアム(横浜F・マリノス)、GK吉田舜(浦和)も加入しており、今夏5人目の新加入選手となる。