川崎フロンターレは16日、日本代表FW山田新がチームを離脱することを発表した。

 発表によると、山田が海外クラブへの移籍を前提とした手続きのため、本日(7月16日)の活動をもってチームを離脱することになったという。
今後については正式に決定次第、あらためて発表されることになるが、イギリスメディア『スカイスポーツ』やスコットランド紙『ザ・スコティッシュ・サン』などでは日本代表FW前田大然や同MF旗手怜央、さらには今夏アルビレックス新潟から加入したDF稲村隼翔が在籍しているセルティックに加入することが見込まれている。

 なお、本日(7月16日)開催される天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会3回戦のSC相模原戦の試合終了後に、山田よりサポーターに向けた挨拶が行われることも明らかになっている。

 2000年5月30日生まれで現在25歳の山田は川崎FのU-15や同U-18、桐蔭横浜大学を経て2023年に川崎Fのトップチームに加入。2024シーズンはリーグ戦全38試合出場で19ゴールを挙げ、得点ランキングで3位タイに名を連ねる活躍を見せたものの、今シーズンはここまでリーグ戦20試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。

 それでも、準優勝に終わったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でもチームに貢献を果たしたほか、東アジアE-1サッカー選手権2025では日本代表に初招集され、初戦のホンコン・チャイナ代表戦(○6-1)で後半開始から途中出場して代表デビューを果たしていた。
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