すでに日本代表FW前田大然や同MF旗手怜央が所属しているセルティックは、今夏の移籍市場でアルビレックス新潟からDF稲村隼翔が加入していたなか、19日に川崎フロンターレから山田を獲得したことを発表した。
ニューカッスルとのプレシーズンマッチに4-0で快勝した試合後、獲得した山田について聞かれたロジャーズ監督は「新のプロフィールは私たちのプレースタイルに合っている」と同選手への期待を口にした。
「彼は日本のリーグで最もスピードのある選手の1人で、統計的に言えば、大然や(古橋)亨梧よりも速い。前線でのスピードこそが私たちのスタイルでもある。だから、彼がチームに加わって、どんな力を発揮してくれるのか、本当に楽しみにしている」
「私たちが指導している日本人選手たちは皆、インテンシティ、フィットネス、勢い、そして前進し続けるメンタリティを持っている。だから、彼もそれをもたらしてくれると信じている。他の選手たちと同様に彼を育てていきたい」
さらに、ロジャーズ監督は山田を獲得したものの、今年1月に日本代表FW古橋亨梧が退団したほか、今夏にはドイツ人FWニコラス・ゲリット・キューンが移籍したこともあり、「チームにゴールをもたらすことが大事だ」と語りながら、さらなる補強に動く可能性を示唆した。
「4ゴールも決めたあとはその点で問題ないように見える。しかし、1月には亨梧という重要な選手を失い、ニコラス・キューンもいなくなったし、昨夏にはマット・オライリーも失った。これは大きな損失だ。昨シーズンは多くのゴールを決めたけど、もっと得点を奪いたいし、もっと得点を重ねることが私たちの野望だ」
「前線全体の選手層を厚くするために積極的に動く必要がある。移籍市場が終わる頃には、長いシーズンを戦うために必要なピッチ上の特定エリアの選手を獲得できていると思う」
「どの監督もプレシーズン初日から選手がいてほしいと思うけど、市場の動向も誰もが知っていることだ。