現在30歳のサウールは、アトレティコ・マドリードの下部組織出身で2013年4月にトップチームデビューを果たした。2013-14シーズンは、ラージョ・バジェカーノにレンタル移籍すると、翌シーズンからチームに復帰。2017-18シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ制覇に貢献するなど、チームの中心選手へと成長した。
しかし、2021-22シーズンにチェルシー、昨シーズンはセビージャにレンタル移籍するなど、アトレティコ・マドリードで公式戦通算427試合の出場記録を持つものの、近年はチーム内での序列が低下していた。
同選手の現行契約は2026年6月までとなっているが、報道によると、アトレティコ・マドリードとの契約を解除し、トラブゾンスポルにフリートランスファーで加入する模様。契約期間は3年となる予定で、レンタル移籍を含む他の選択肢も検討されたものの、フリーでの完全移籍に落ち着く見込みだという。
また同メディアはラ・リーガの複数のクラブもサウール獲得に関心を示していたとことを指摘。しかし、同選手の高額な年俸が障壁となり、合意には至らなかったと伝えているほか、早ければ21日にも契約が正式発表されるだろうとの見解も示している。