海外移籍に向けた手続きと準備のため、5日にFC東京を離脱することが発表されていた木村だが、新天地はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)のウェステルローに決定。
2001年8月24日生まれで現在23歳の木村はセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。FC東京の下部組織出身で、2020年にトップチームデビューを飾り、京都サンガF.C.やSC相模原、モンテディオ山形へのレンタル移籍を経験。昨シーズンはサガン鳥栖で主力として活躍し、FC東京に復帰した今シーズンはここまで明治安田J1リーグで9試合、JリーグYBCルヴァンカップで3試合、天皇杯で1試合に出場していた。
FC東京では公式戦通算31試合に出場。A代表への招集歴はないものの、世代別の日本代表には名を連ねており、昨年開催されたパリ・オリンピックやAFC U-23アジアカップカタール2024にも出場した。
自身初の海外移籍に際し、木村はFC東京のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「期限付きで他のクラブに移籍していた期間もありましたが、中学1年生から約11年間、ずっとFC東京の選手としてサッカーをしてきました。今回は完全移籍になるので、初めてFC東京という肩書きが完全に外れることになります。これまでたくさんの応援をありがとうございました」
「どんな時もどこのチームにいても、応援してくださるみなさんのお陰で今の自分があると思います。東京の選手として試合に出られていた時間は短いものでしたが、東京のユニフォームを着て味の素スタジアムで試合に出場できたことをとても幸せに感じています。海外のチームで、時差もあるなかで試合を観てもらえる機会はかなり減ってしまうと思いますが、日本まで活躍している情報が届くように必死で頑張ってきます」
「東京の躍進を心から願っています。
【動画】木村誠二の新天地はベルギー1部のウェステルローに!