ブレントフォードに所属するコンゴ民主共和国代表FWヨアヌ・ウィサはトップチームから離れてトレーニングを行っているようだ。13日、イギリス『デイリーメール』が報じている。


 2021年夏からブレントフォードでプレーするウィサは、昨シーズンにキャリアハイとなる公式戦20ゴールを記録。そんな活躍が評価され、今夏の移籍市場ではトッテナムやニューカッスルから関心を寄せられている。

 しかし、ブレントフォードは今夏、トーマス・フランク前監督に加え、デンマーク代表MFクリスティアン・ノアゴール、カメルーン代表FWブライアン・ムベウモら、前政権を支えた主力選手が相次いで退団。クラブは同じマーケットで二人の得点源を失くことは避けたいと考えており、ウィサの売却は消極的とされている。

 一方、ウィサ自身は7月下旬にフィル・ジャイルズFD(フットボール・ディレクター)にニューカッスルへの移籍希望を伝えたとも報じられ、クラブの移籍を認めない姿勢に憤慨し、トレーニング参加をボイコットする強硬手段に移るとも伝えられていた。

 そんななか現在は、ブレントフォードでトレーニングを積んでいるものの、クレイグ・ホープ記者によると「トップチームに入らない選手たちと練習をするように指示されている」とのこと。また同記者は「ニューカッスル移籍の希望は残っているが、ブレントフォードが後釜を獲得する必要がある」とも報じている。
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