プレミアリーグで15位の雪辱に燃える“赤い悪魔”は、今夏の移籍市場で大金を投じて攻撃陣を刷新。さらに中盤の補強も画策するなか、その主要ターゲットであるバレバをめぐり、ブライトンとの話し合いを行なってきた。
しかし、ブライトンはバレバとの契約を2028年6月末まで残しており、今夏の売却には消極的な模様。最低でもあと1年は同選手を保持するつもりだという。
ブライトンがバレバの売却を検討する最低ラインは、2023年夏に同クラブからチェルシーへ移籍したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの1億1500万ポンド(約229億円)前後の移籍金だという。これは今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドが支払う意思のある金額を超えており、今すぐの契約は実現しないと『アスレティック』は伝えている。
なお、バレバ自身は『オールド・トラッフォード』でのプレーを魅力に感じつつも、ブライトンに対して不満を抱いているわけではないという。
現在21歳のバレバは、2023年夏にリールからブライトンに加入。カイセドの退団による穴を埋め、これまで公式戦通算77試合に出場している。