昨シーズン限りでレスターを退団した元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディに、セリエAのナポリが関心を寄せているようだ。18日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。


 現在38歳のヴァーディは、2012年夏にリートウッド・タウンからレスターへと完全移籍。2015-16シーズンには11試合連続ゴールのプレミアリーグ新記録を樹立し、クラブを“奇跡”のリーグ制覇に導いた。2019-20シーズンにプレミアリーグで得点王に輝き、以降もレスターの絶対的なエースとして君臨。在籍した13年間で公式戦500試合出場200ゴール53アシストをマークし、昨シーズン限りで同クラブに別れを告げた。

 レスター退団以降は無所属が続くヴァーディ。スコットランド紙『ザ・スコットランド・サン』は同選手が40歳までの現役続行を望んでいると報じており、セルティック加入の可能性を指摘。レスター時代の指揮官であるブレンダン・ロジャーズ監督が獲得を望んでいると主張しつつ、ヴァーディがスコティッシュ・プレミアシップでプレーする可能性を伝えていた。

 そうしたなか、ヴァーディの新天地として昨季のセリエA王者であるナポリが浮上。『デイリー・メール』によれば、昨シーズンのリーグ戦で14ゴール10アシストを記録したベルギー代表FWロメル・ルカクが左太ももの大腿直筋断裂により長期離脱するため、ナポリの獲得リストに名前が上がったという。また、ストライカーの確保を画策する同クラブは、セネガル代表FWニコラス・ジャクソン(チェルシー)に関心を寄せているものの、獲得に向けては高額の移籍金がネックとなる懸念がある。

 数多くのクラブから注目を集めるヴァーディだが、現在は経験豊富な同選手をフリーで獲得可能な状況だ。果たして、ヴァーディの新天地はどのクラブになるのだろうか。

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