サッスオーロは昨季、セリエB(イタリア2部)を制覇し、1年でのセリエA復帰を果たした。
対するナポリは、昨季に2年ぶりとなるセリエA優勝を達成。今夏はMFケヴィン・デ・ブライネなど積極的な補強を敢行した一方で、エースストライカーのFWロメル・ルカクが開幕を目前にして負傷離脱。不安要素を抱えたまま開幕節に臨むこととなった。
試合は、立ち上がりからナポリがボールを支配する展開。17分、左サイドでマッテオ・ポリターノがクロスを上げると、ボックス内にいたスコット・マクトミネイが頭で合わせてゴールネットを揺らした。
先制したナポリはその後も主導権を握り、チャンスを作り続けていく。しかし、サッスオーロは追加点を許さない。前半はナポリの1点リードで終えた。
後半もペースを握り続けるナポリは57分、敵陣左サイドでFKのチャンスを得る。キッカーのデ・ブライネが蹴ったボールはカーブを描きながら直接ゴールに吸い込まれ、ナポリが加点した。
2点を追うサッスオーロ。まずは1点を返したいところだったが、79分、イスマエル・コネがロレンツォ・ルッカに対するファウルでこの試合2枚目のイエローカードで退場。10人でのプレーを余儀なくされる。
試合はこのままタイムアップ。ナポリが2-0でサッスオーロに勝利し、白星スタートを飾った。
次節、サッスオーロは29日にアウェイでクレモネーゼと、ナポリは30日にホームでカリアリとそれぞれ対戦する。
【スコア】
サッスオーロ 0-2 ナポリ
【得点者】
0-1 17分 スコット・マクトミネイ(ナポリ)
0-2 57分 ケヴィン・デ・ブライネ(ナポリ)
【動画】マクトミネイの先制弾&デ・ブライネの直接FK!