レアル・マドリードを率いるシャビ・アロンソ監督が、去就が注目を集めるFWロドリゴについて語った。25日付で、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 24日のラ・リーガ第2節オビエド戦でスタメンに抜擢されたロドリゴ。先のFIFAクラブワールドカップ2025で台頭したゴンサロ・ガルシアを筆頭に、キリアン・エンバペやヴィニシウス・ジュニオール、ブラヒム・ディアスといったタレント揃いの前線における序列後退と、それに伴うクラブ退団の可能性も報じられていたなか、63分までのプレーだったが、左サイドで存在感を発揮。敵地『タルティエレ』での3-0の勝利に貢献した。

 試合後、開幕2連勝を飾ったシャビ・アロンソ監督は、「試合全体を評価すると、我々はとても良かったと思う。前半はより支配していたし、後半は少し苦しんだけど、守備はうまく機能していた。チームの成長とともに、満足感を伴って帰ることができるよ」と一時は70パーセント越えのポゼッションを記録した一戦を振り返った。

 そして、前節オサスナ戦では出場機会を与えなかったものの、今節にスタメン起用したロドリゴについては、「良いプレーをした。(アルバロ・)カレーラス、アルダ(・ギュレル)、キリアンと良い連携を見せたね。彼は、チームの一員だ」と期待に応えてくれたことを称賛しつつ、大事な戦力であると口にした。

 今節ではヴィニシウスをベンチスタートにさせるなど、前線の選手たちに競争心を焚き付けるシャビ・アロンソ監督。30日に行われるマジョルカとの次戦では、誰をスタメンに起用するのだろうか。


【ハイライト】敵地で3発快勝のレアル・マドリード





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