契約の詳細は発表されていないものの、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーラ氏によると、今回の移籍に際してレンタル料は発生しないという。
アルトゥールは1996年8月12日生まれの現在29歳。グレミオの育成組織出身で、2015年2月にトップチームデビュー。2018年夏にはバルセロナへ完全移籍し、欧州上陸を果たした。バルセロナでは早い段階で真価を示すと、2018-19シーズンには主力の一角としてラ・リーガ制覇に貢献。その後は負傷に悩まされる時期もあったものの、2年間で公式戦通算72試合出場4ゴール6アシストを記録した。2020年夏、財政上の理由もあって、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピアニッチとの“トレード”でユヴェントスへ完全移籍加入した。
ユヴェントスでは加入初年度こそ一定の出場機会を確保し、コッパ・イタリア制覇も経験したものの、翌年シーズンは出番を減らしていく。2022-23シーズンの構想から外れると、リヴァプールへのレンタル移籍に出たが、ケガの影響もあって公式戦わずか1試合の出場と、悔しい1年間を過ごした。2023-24シーズンはフィオレンティーでプレーし、年間を通して主力に定着したものの、昨年夏には新天地が見つからず、ユヴェントスで“飼い殺し”状態が続く。
今季もユヴェントスでは引き続き構想外の状況が続いているが、契約は2027年6月30日まで残っていることから、加入後4度目のレンタル移籍を決断。29歳で母国に戻ることとなり、時間にして7年ぶりの古巣復帰が決まった。