アトレティコ・マドリードは1日、ユヴェントスに所属するアルゼンチン代表FWニコ・ゴンサレスを1シーズンのレンタル移籍で獲得したことを発表した。

 クラブの発表では、レンタルでの獲得のみ発表されているものの、スペイン『マルカ』は100万ユーロ(約1億7000万円)のレンタル料と、出場時間に応じて3500万ユーロ(約60億円)の買取り義務オプションが付帯すると報じている。
また、完全移籍へ移行された場合、N・ゴンサレスは2030年まで契約を結ぶようだ。

 今夏の移籍市場で、精力的な補強に動いたアトレティコ・マドリードは、これまでスロバキア代表DFダヴィド・ハンツコ、スペイン代表MFアレックス・バエナ、イタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリなど各ポジションを補強。移籍最終日、N・ゴンサレスの加入で、今夏11人目の新戦力となった。

 現在27歳のN・ゴンサレスは、母国アルヘンティノスの下部組織出身で、2018年にシュトゥットガルトに加入。その後フィオレンティーナを経て、2024年夏にユヴェントス移籍を果たした。2024-25シーズンはレンタルで加入しており、昨季終了後に買取り義務オプションが行使されていたが、スペインの地で挑戦に臨むことになった。

 開幕から2分1敗と波に乗り切れないアトレティコ・マドリードに勢いをもたらすことはできるのか。これからのN・ゴンサレスの活躍に注目だ。
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