9月1日にアメリカ遠征をスタートした日本代表が、2日にトレーニングを実施。練習終了後、今夏にスタッド・ランス(フランス)からヘンク(ベルギー)に活躍の場を移したFW伊東純也がメディア対応に応じた。


 4シーズンぶりに古巣ヘンクに復帰した伊東は、ここまで公式戦4試合出場で1ゴールを記録しているものの、昨季終盤に負った足首の状態は「ちょっとは良くなったかなと思いますけど、まだ完全ではない」ことを明かした。それでも、「足首とかは言い訳にはならないので、普通に結果を出したいと思います」と今回の活動への意気込みを口にした。

 自身のコンディションについては「良くなっている」と上向きであることを強調しながら、「2、3カ月サッカーできていなかったので、徐々にという感じですけど、プレー時間を増やして今できているので、ここからどんどん上げていければなと思います」と語った。

 また、注目が集まった今夏の去就についても伊東は言及。「だいぶ考えましたね」と約1年後に控えるFIFAワールドカップ26が移籍先の決断に大きく影響したことを明かした。

「ヨーロッパに残るというのを第一優先に考えて、どこでやるかというのは考えました。ヨーロッパリーグとかもあるし、ケガしていたということもあるので、コンディション的にもわかってくれるところがやりやすいかなというのはありました」

「年齢的にも、自分はコンディションを上げて自分の100パーセントを出していければいいかなというところなので、そこを最大限に上げていければいいかなと思います」

 なお、約3年ぶりとなったヘンクでの生活について伊東は「クラブとか、街とか、だいぶわかっている分、ストレスなく入れています。ヨーロッパリーグとかあるので、そういうところで結果を出していければいいかなと思います」と新天地での活躍を誓っている。

 FIFAワールドカップ26の開催地の1つであるアメリカで臨むメキシコとの国際親善試合は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。
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