オランダサッカー協会(KNVB)は5日、MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ/スペイン)がコンディション不良のため、オランダ代表から離脱することを発表した。

 今回の発表によると、4日のFIFAワールドカップ26欧州予選・グループG第5節ポーランド戦に出場したフレンキー・デ・ヨングは、コンディションが万全ではないとのことだ。
そのため、7日の第6節リトアニア戦でのプレーを見送り、チームを離れることが決まったことを明らかにした。

 なおスペイン紙『マルカ』は、F・デ・ヨングがポーランド戦で途中交代した理由が、臀部の違和感を訴えたためで、試合後にはオランダ代表を率いるロナルド・クーマン監督も、「臀部にハリを感じていると伝えてきたので、リスクを冒すことはしなかった」とコメントしていたことを伝えている。

 また、代表ウィーク明け最初の試合を14日に控えるバルセロナにとって、ここまでのリーグ戦2試合でフル出場している同選手のコンディションが疑わしいことは大きな問題となる、と『マルカ』は指摘する。というのも、すでに左SBアレハンドロ・バルデが3週間程度の負傷離脱を余儀なくされているほか、MFガビ(スペイン代表を事前に辞退)が手術した膝に不調を抱えており、FWラミン・ヤマルもブルガリア戦後から背中に軽い違和感を覚えていると明らかにしている。
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