日本代表は試合前日ということもあり、会場であるオークランド・コロシアムで公式練習を実施。冒頭15分のみのメディア公開となった中、選手たちはかつて野球場だったスタジアムでの練習に物珍しさを感じていたようだ。
今回は追加招集という形となった鎌田は負傷明けでの合流に。「代表活動には自分自身は無理してでも来たいと思っていたので、自チームでしっかり試合に出られたことは良かったと思いますし、ケガがぶり返さずにできたことは良かったです」とコメント。コンディションについては「心肺的な部分は問題ないと思いますけど、ケガのところは無理している部分もあるので、100%という感じではないですが試合に出られる状態ではあるかなと思います」と、プレーは問題ないものの万全ではないという。
代表活動への強い思いを持っている鎌田。2年ぶりとなるアジア以外の国との戦いを迎えるが、メキシコ代表戦については「やることは基本的にアジア予選と変わらないと思います。やってみないと自分たちの課題やレベルがどこにあるのかが分からないので、やるべきことは変わらないですが相手のレベルが上がるという感じです。課題は出てくると思いますし、自分たちがうまく修正していければ良いかなと思います」と語り、これまで通りの戦いをぶつけていくとコメント。「個人のクオリティで自分たちが目の前のデュエルに勝つとかが大事になる」とポイントを語り、「戦術云々よりも普通のことを普通にやれることが大事で、そこから戦術的なことが出てくる。攻撃面はあまり問題ないと思いますが、守備がどれだけできるかというのがポイント」と、守備面が重要になるだろうと展望した。
今回の活動は集合から試合まで十分な時間があったため、練習の回数は多く取れた状況。
メキシコとの一戦は、9月7日(日)日本時間11時キックオフ。NHK総合にて生中継、NHKプラスで同時・見逃し配信、U-NEXTにてリアルタイム配信(有料)・見逃し配信される。