パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWウスマン・デンベレと同FWデジレ・ドゥエは、5日に行われたウクライナ代表戦で負傷した。

 フランス代表は、FIFAワールドカップ26欧州予選でウクライナ代表と対戦。
10分にミカエル・オリーズのゴールで先制すると、82分にはキリアン・エンバぺが追加点を挙げ、2-0で白星スタートを切った。

 この試合でスタメン出場を飾ったドゥエは前半にふくらはぎを負傷し、交代を余儀なくされると、後半からデンベレが代わりにピッチに送り込まれた。しかし、デンベレも右のハムストリングを痛め、交代を告げられるアクシデントとなった。

 試合後、フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は2人の負傷について言及。ドゥエについては「ふくらはぎに軽い違和感はあるが、深刻なものではない。試合が進むにつれて、緊張感が増していた」と話した。

 デンベレは8月31日に行われたトゥールーズ対PSGの一戦で左の太ももを負傷。70分にベンチに退いていたが、フランス代表指揮官は「リスクはなかった。そうでなければ彼を起用しなかった」と説明。「ウスマンは回復し、調子も良かったのに、残念ながら肉離れを起こしてしまった。今週はメディカル面においても、精神的なアプローチも必要なことをすべて取り組んだ」と振り返っている。

 なお、フランス代表は9日にアイスランド代表と対戦予定だが、ドゥエとデンベレは代表から離脱する見込みとなっている。



【動画】フランス代表が予選白星スタート



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