セビージャは現在未所属のモロッコ代表MFハキム・ツィエクの獲得を検討しているようだ。6日、スペイン『アス』が報じている。


 現在32歳のツィエクは、オランダのヘーレンフェーンでトップチームデビューを飾ると、トウェンテを経て、2016年夏にアヤックスに完全移籍を果たした。2018-19シーズンには公式戦49試合出場で21ゴール21アシストを記録し、クラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出に大きく貢献した。その後、2020年夏にチェルシーへ移籍。2023年夏からはトルコのガラタサライに活躍の場を移し、2025年1月にはカタールのアル・ドゥハイルに加入していた。

 しかし、今年7月にアル・ドゥハイルを退団したツィエクは現在無所属の状態が続いている。セビージャは8月下旬頃から同選手への関心を示しており、フリーのため移籍市場閉幕後も獲得は可能だが、移籍は実現していない。

 『アス』はツィエク獲得のハードルとして「給与枠の確保」を挙げており、売却候補として構想外のスペイン人GKアルバロ・フェルナンデスが名前に挙がっているものの、こちらも移籍は決まっていない。

 セビージャはリーグ戦3試合が消化した時点で、1勝2敗の12位につけている。
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