マンチェスター・ユナイテッドに所属するカメルーン代表GKアンドレ・オナナに、トラブゾンスポル(トルコ)が関心を寄せているようだ。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。


 現在29歳のオナナは、オランダの名門アヤックスでプロキャリアをスタート。2022年6月にインテルへと完全移籍し、加入1年目からクラブのチャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献した。翌年7月には4380万ポンド(約88億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入。ここまでの約2年間で公式戦102試合に出場しているが、度々散見される安定感を欠いたパフォーマンスには批判の声も集まっている。

 そうしたなか、スュペル・リグ(トルコ1部)を戦うトラブゾンスポルがオナナの獲得を検討している模様。当初オナナはガラタサライへの移籍が噂されていたものの、トルコ王者はトラブゾンスポルから同国代表GKウールジャン・チャクルを完全移籍で獲得した。これによりトラブゾンスポルは“後釜”となる守護神を探しており、オナナへの関心を強めているという。

 今シーズンのプレミアリーグでは未だ出番が訪れていないオナナ。ここまでの出場はカラバオカップ2回戦のグリムズビー戦(2-2/PK:11-12)のみとなっている。果たして、移籍市場が開いているトルコで新天地を見つけることになるのだろうか。なお、トルコの移籍市場は9月12日に閉幕する。
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