8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めた日本代表。
今回の対戦相手であるメキシコ代表は、かつて日本代表を率いたハビエル・アギーレ監督が指揮するチーム。過去の対戦成績は1勝4敗と、日本代表が大きく負け越している。直近の対戦は2020年11月に行われた国際親善試合で、当時は0-2と完敗。現在は4連敗中だ。相性の悪いメキシコ代表との一戦に向けて、日本代表を率いる森保一監督は、アジア予選でも重宝してきた「3-4-2-1」の布陣を用いて、真っ向勝負を挑む。
試合は序盤の4分、ゴール前で前を向いた久保建英が、この試合のファーストシュートを放つも、ジャストミートせずに枠を外れる。続く11分には、三笘薫からのパスを受けた久保が、ボックス手前から右足を振るも、今度はGKルイス・マラゴンに阻まれる。さらに15分、渡辺剛のロングパスに堂安律が抜け出し、ループシュートを放ったが、ここはカバーリングに入った相手に防がれた。
以降の時間帯も、日本代表はアグレッシブなハイプレスと、背後へのボールを有効活用しながら、試合を主導権を握る。
後半に入ると53分、日本代表がビッグチャンスを構築。上田綺世が前線で起点を作り、右サイドの堂安律へボールが渡ると、背後のスペースへのランニングを見せた久保を見逃さず、スルーパスでボールを届ける。久保が右足で浮き球のクロスボールを送ると、ファーサイドで待っていた南野拓実が右足でボレーシュートを放ったが、ここは枠を外れた。
直後の57分には、板倉滉が負傷のためプレー続行不可能となり、代わって関根大輝が送り出される。一方のメキシコ代表も一挙4枚の交代カードを切り、サンティアゴ・ヒメネスやイルビング・ロサノらがピッチに立つ。
GK鈴木彩艶のファインセーブでピンチを乗り切ったあとには、佐野海舟、伊東純也、前田大然と3枚の選手を投入。終盤に入っても均衡は破れず、81分には町野修斗と鈴木唯人を起用し、ピッチ内には攻撃面の特徴が光る選手たちが多く並んだが、終盤により多くのチャンスを作ったのはメキシコ代表。日本代表は90分、背後へ抜け出した上田綺世が決定機を迎えるかと思われたが、セサル・モンテスに倒され、フィニッシュまでは持ち込めない。OFR(オンフィールドレビュー)を経て、モンテスにはレッドカードが提示された。
最終的に、両チームに得点が生まれることはなく、試合はスコアレスでタイムアップの笛。日本代表はメキシコ代表相手の連敗こそ「4」で止めたものの、45278名の大観衆が駆けつけた『オークランド・コロシアム』にて行われたゲームで勝利を掴むことはできなかった。
この後、日本代表は現地時間9日、アメリカ代表と対戦予定。一方で、メキシコ代表は同じく9日、今度は韓国代表と対戦する。
【スコア】
メキシコ代表 0-0 日本代表
【得点者】
なし
【スターティングメンバー】
GK:鈴木彩艶
DF:板倉滉(60分 関根大輝)、渡辺剛、瀬古歩夢
MF:堂安律(81分 町野修斗)、遠藤航、鎌田大地(70分 佐野海舟)、三笘薫(81分 鈴木唯人);久保建英(70分 前田大然)、南野拓実(70分 伊東純也)
FW:上田綺世
【動画】南野拓実のボレーシュートは惜しくも外れる

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