アメリカ代表を率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、韓国代表戦を振り返った。6日、大手メディア『ESPN』が伝えている。


 アメリカ・ニュージャージー州にある『レッドブル・アレーナ』で韓国代表との国際親善試合に臨んだアメリカ代表だが、18分にソン・フンミンに先制点を許すと、43分にもソン・フンミンのラストパスからイ・ドンギョンに追加点を許し、0-2で敗れた。

 この結果、7月に行われたCONCACAFゴールドカップ決勝のメキシコ代表戦に続いて2連敗となったアメリカ代表は、今年13試合目にして6敗目(7勝)となった。

 試合後、ポチェッティーノ監督は「全体的には韓国よりも優れていたと思うけど、自陣と敵陣で決定力を発揮できなければ、難しい試合になってしまう。私たちはより多くのチャンスを創出しているので、試合をコントロールできていたと感じている」と振り返りながら、次のように続けた。

「私たちの方が優れていたと思う。もちろん、結果にはとても失望しているので残念だけど、全体的なパフォーマンスは大きく向上したと思う。選手たちには結果はすぐに出るだろうと伝えたよ」

 次戦は9日(日本時間10日8時30分キックオフ)に日本代表戦を控えているアメリカ代表は、来夏に行われるFIFAワールドカップ26まで残り7試合となっている。いつになったらもっと結果を出さなければならないのかと聞かれたポチェッティーノ監督は「ワールドカップが始まったら、勝ち始める必要がある」と目の前の勝利よりも重要なことがあると語りつつ、サポーターには信じて待つことを呼びかけた。

「彼らは信じなければならない。(ファンへの)メッセージは信じる必要があるということだ。重要なのはワールドカップ開幕の時にメンバー全員が最高のコンディションで臨めることだ」
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