約1年後に控えるFIFAワールドカップ26の開催地・アメリカへ遠征中の日本代表は日本時間7日、オークランド・コロシアムでメキシコ代表と対戦。FIFAランキングで上位に位置するメキシコに主導権を与えない試合を展開したがゴールを奪うことはできず、0-0のスコアレスドローという結果に終わった。


 負傷者が続出してる3バックの左で先発し、メキシコ攻撃陣を完封した日本代表DF瀬古歩夢(ル・アーヴル/フランス)は試合後、「90分間を通してゼロに抑えたことは、DFラインとチームにとって収穫」とコメント。守備面の手応えを口にしつつも、「メンバーが代わったときに何個かズレたシーンがあった」と指摘し、本大会に向けて「コミュニケーションをとってすり合わせていきたい」と気を引き締めた。

 また、瀬古は「押し込まれる時間帯、自分たちがボールを奪ったときにしっかりつなげるか、つなげられないか」が大事になると主張。「次の攻撃につながる起点になるという部分を、自分自身しっかり見つめ直してやっていければ、もう一度上のレベルにいけるかなと思います」と続け、さらなる高みを見据えた。

 次戦は中2日でのアメリカ代表戦。日本時間10日(水)8時37分キックオフ予定で、NHK BSにて生中継、U-NEXTにてリアルタイム配信(無料)と見逃し配信(試合後72時間無料)される。
編集部おすすめ