3大会連続4回目の本大会出場を目指しているセルビア代表。“ピクシー”が率いるチームは、FIFAワールドカップ26欧州予選でグループKに入り、1試合未消化ながらここまでの3試合で2勝1分の2位と、まずまずのスタートを切った。迎える9日、グループ最大のライバルとなる、イングランド代表との直接対決が待ち受けている。同予選に割り当てられた枠は『16』で、本大会にストレートインができるのは各グループの首位に限られるため、例えEURO2024の準優勝国相手であっても、勝利が必須となるのだ。
そんな大一番に向けた前日会見が実施され、ストイコヴィッチ監督が出席。ここまで4戦全勝の首位と、前評判通りの実力を見せるイングランド代表との対戦について、「恐れる理由などない。成熟度、敬意、規律、そして走り回る姿勢と闘志を見せる必要がある。それこそが、我々がピッチで示すべきチームの姿だ」とファイティングスピリットを強調した。
また、指揮官とともに登場したミレンコヴィッチは、プレミアリーグで日夜戦っており、イングランドのスタイルをよく熟知している。同選手は、「EUROではイングランドに対して劣っているとは感じなかった。残念ながら、結果は思い通りにはならなかったけど、互角に戦えたと思う」と1年前の敗戦に触れつつ、「トップクラスの代表チームのひとつと対戦する。タフで、要求の多い試合になるだろう。
EURO2024以来の再戦となる今回。昨夏のリベンジを以て、イングランド代表に肉薄したいところだ。