先に行われた第17節で、アルゼンチン代表、エクアドル代表、ブラジル代表、ウルグアイ代表、パラグアイ代表、コロンビア代表と、ストレートインとなる6チームが決定。
自力で決められる7位ベネズエラ代表は、ホームでコロンビア代表と対戦。開始早々の3分にMFテラスコ・セゴビアが先制点を挙げると、一度は追いつかれたものの、12分にFWホセフ・マルティネスが決めてふたたびリードを得た。しかしその後、相手FWルイス・スアレスに4得点の大暴れを許し、最終スコアは3-6と痛恨の敗北を喫した。
一方で、大陸間プレーオフ進出には勝利が絶対条件の上で、他会場の結果次第となる8位ボリビア代表は、ブラジル代表と対戦。お馴染みの、標高4100mにある『エル・アルト・ムニシパル・スタジアム』にカナリア軍団を迎え入れると、前半終了間際にMFミゲル・アンヘル・テルセーロスのPKで先制点をマーク。後半は、ボールこそ持たれる時間が続いたが、このまま1-0で勝利。“空中要塞”で、カルロ・アンチェロッティ新体制のブラジル代表に初めて土をつけたチームとなるとともに、敗れたベネズエラ代表を抜いて、逆転での大陸間プレーオフ進出を決めた。
首位突破を確定させているアルゼンチン代表と、本予選で好調を維持するエクアドル代表の試合は、お互いに退場者(31分にDFニコラス・オタメンディ、50分にMFモイセス・カイセド)を出したなか、前半アディショナルタイムにFWエネル・バレンシアが決めたPK弾を守り切った後者が、1-0で逃げ切った。
そのほか、ウルグアイ代表はチリ代表とスコアレスドローとなり、南アフリカ大会以来となる16年ぶりの本大会出場を決めた、パラグアイ代表はペルー代表に1-0で勝利して南米予選を締め括った。
■南米予選最終節結果
エクアドル代表 1-0 アルゼンチン代表
ボリビア代表 1-0 ブラジル代表
チリ代表 0-0 ウルグアイ代表
ペルー代表 0-1 パラグアイ代表
ベネズエラ代表 3-6 コロンビア代表
■南米予選順位表
()内は(勝ち点/得失点差)
1位:アルゼンチン代表(38/21)
2位:エクアドル代表(29/9)
3位:コロンビア代表(28/10)
4位:ウルグアイ代表(28/10)
5位:ブラジル代表(28/7)
6位:パラグアイ代表(28/4)
ーーーーストレートインーーーー
7位:ボリビア代表(20/-18)
ーーーー大陸間POーーーー
8位:ベネズエラ代表(18/-10)
9位:ペルー代表(12/-15)
10位:チリ代表(11/-18)