クロアチア代表MFルカ・モドリッチが、今夏のミラン移籍後初得点を記録した。

 今月9日に40歳の誕生日を迎えた元バロンドーラーは、13年を過ごしたレアル・マドリードを離れて“ロッソネロ”の一員となり、セリエA開幕から3試合連続で先発出場中。
14日の第3節ボローニャ戦では2列目からの飛び出しで華麗に先制点を記録し、ウノゼロ勝利に導いた。

 データサイト『Opta』によると、40歳と5日での得点は、セリエAのMF史上最年長の記録となった。ミランで活躍した元スウェーデン代表MFニルス・リードホルム氏が1961年3月のミラノ・ダービーで記録した「38歳169日」を、64年ぶりに塗り替えた。

 また、セリエA全体で40代の得点者は、モドリッチが史上6人目となる。FWズラタン・イブラヒモヴィッチ(ミラン/2023年3月ウディネーゼ戦/41歳166日)、DFアレッサンドロ・コスタクルタ(ミラン/2007年5月ウディネーゼ戦/41歳25日)、FWシルヴィオ・ピオラ(ノヴァーラ/1954年2月ミラン戦/40歳129日)、FWファビオ・クアリャレッラ(サンプドリア/2023年5月ミラン戦/40歳109日)、DFピエトロ・ヴィエルコウッド(ピアチェンツァ/1999年5月サレルニターナ戦/40歳47日)に続く、リーグ歴代6番目の年長スコアラーとなった。

 ミランを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督はボローニャ戦後、「ルカは並外れた選手であり、彼のプレーを見るのは喜びだ。彼は本当に謙虚な人物で、それが偉大な選手であることを示している。ボールがどこに落ち着くかを1分前に見抜く、それは非凡だ」と、モドリッチに惜しみない賛辞を送った。


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