バルセロナに所属するスペイン代表MFフェルミン・ロペスが、今夏の去就騒動について言及した。14日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。


 ラ・リーガ第4節が現地時間14日に行われ、バルセロナはバレンシアと対戦した。29分にフェラン・トーレスのフリックを受けて抜け出したF・ロペスが先制点を挙げ、53分にはハフィーニャが貴重な追加点をマーク。その3分後にはF・ロペスが強烈なミドルシュートを突き刺すと、その後はハフィーニャとロベルト・レヴァンドフスキがネットを揺らし、6-0の大勝を収めた。

 バルセロナがサラリーキャップの問題を抱えていることから今夏の売却も噂され、チェルシーからの関心も明らかになったF・ロペス。結果的には下部組織から所属していたクラブに残留し、この日は今シーズン初ゴールを含む2得点と躍動した。試合後には「序盤は難しい試合だったが、スコアは僕たちのレベルを反映している。正しい道を歩んでいると思うし、情熱と謙虚さを持って戦い続けなければならない」と振り返った上で、今夏の去就騒動について次のように語った。

「ここにいることを疑ったことは今まで一度もない。ずっとここにいたいと思っているし、これから何年間もここにいるために戦い続けるつもりだよ。常に憶測が飛び交っているが、それもサッカーの一部だ。僕自身はとても落ち着いているし、ここにいられてとても幸せだよ」

 また、バルセロナを率いるハンジ・フリック監督も「移籍市場が閉まったことでサッカーに集中できる」と前置きしつつ、「フェルミンのパフォーマンスは傑出していた」とバレンシア戦でのプレーに賛辞を送った。


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