アスレティック・ビルバオに所属するガーナ代表FWイニャキ・ウィリアムスが15日、翌日に控えたチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節のアーセナル戦に向けた前日会見に出席。同大会に懸ける思いを口にした。
昨季のラ・リーガを4位で終えたアスレティック・ビルバオが、2014-15シーズン以来、11年ぶりに“欧州最高峰の舞台”に戻ってきた。11年という月日が流れ、当時の経験を知る選手は、現在のチームに2名しかいない。1人は、9月11日にアル・ナスルからの完全移籍加入が発表されたスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ。もう1人が、現在チームの腕章を託されているイニャキだ。
当時のチームにおいて、ラポルテは主力としてCLの5試合にフル出場していたものの、イニャキは同シーズンの後半戦から主力に定着したため、CLのピッチに立つことは叶わなかった。そんな経験を踏まえ、クラブとしても、イニャキ個人としても、11年ぶりのCL帰還を果たすわけだが、アスレティック・ビルバオのキャプテンは、次のように意気込みを口にしている。
「このチームのほとんどの選手にとって、これが初めてのCLの試合になる。だから、僕らは素直にワクワクしているんだ。僕らはこの日を夢見て、何年も戦ってきた。この夢を長く続けられるよう、リーグフェーズで努力を重ねたい」
今大会の初陣で相まみえるのは、昨季のCLでベスト4に入ったプレミアリーグの強豪だ。イニャキは「アーセナルはこの大会の優勝候補の一角」としたが、一方で「僕らの夢を続けるためには、ホームで勝ち点を獲得することがすべてだ。
おそらく、今大会の優勝候補として、アスレティック・ビルバオの名前を挙げる人は少ないだろう。ただし、「このチームの素晴らしいところは、『サン・マメス』でこそ発揮される強大な力だ」とイニャキ。「僕らのホームでなら、いつだって“優勝候補”になれる。僕らに勝つには、対戦相手はまるで血の滲むかのような努力を積まなければならないはずだ」と自信を示すと、準決勝まで駒を進めた昨季のヨーロッパリーグ(EL)の経験を経て、チームが成熟していることを主張した。
「僕らはホームでは自信がある。相手の望むような試合の流れを崩し、安定した状況に持ち込ませないようにしたい。久々のCLで、熱気に溢れたスタジアムで試合ができるだろうけれども、感情は良い方向にも悪い方向にも左右するからこそ、熱くなりすぎてはいけない。昨季のELのように、大きな期待を寄せられた中で、その期待に応え、僕らが望む瞬間にたどり着くための術を知ることが、チームにとっての学びの一部だ。僕らはより成熟した姿で臨むよ」
今季のラ・リーガでは開幕3連勝と絶好のスタートを切りながら、13日に行われた前節のアラベス戦は0-1で今季初黒星を喫した。だが、イニャキは「シーズンはまだはじまったばかりだ。
アスレティック・ビルバオが本拠地『サン・マメス』にアーセナルを迎えるゲームは、日本時間で16日の25時45分(17日の1時45分)にキックオフを迎える。
【ハイライト動画】アスレティックはアラベスに敗れて今季初黒星
スペインメディア『マルカ』が同日、前日会見の様子を伝えている。
昨季のラ・リーガを4位で終えたアスレティック・ビルバオが、2014-15シーズン以来、11年ぶりに“欧州最高峰の舞台”に戻ってきた。11年という月日が流れ、当時の経験を知る選手は、現在のチームに2名しかいない。1人は、9月11日にアル・ナスルからの完全移籍加入が発表されたスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ。もう1人が、現在チームの腕章を託されているイニャキだ。
当時のチームにおいて、ラポルテは主力としてCLの5試合にフル出場していたものの、イニャキは同シーズンの後半戦から主力に定着したため、CLのピッチに立つことは叶わなかった。そんな経験を踏まえ、クラブとしても、イニャキ個人としても、11年ぶりのCL帰還を果たすわけだが、アスレティック・ビルバオのキャプテンは、次のように意気込みを口にしている。
「このチームのほとんどの選手にとって、これが初めてのCLの試合になる。だから、僕らは素直にワクワクしているんだ。僕らはこの日を夢見て、何年も戦ってきた。この夢を長く続けられるよう、リーグフェーズで努力を重ねたい」
今大会の初陣で相まみえるのは、昨季のCLでベスト4に入ったプレミアリーグの強豪だ。イニャキは「アーセナルはこの大会の優勝候補の一角」としたが、一方で「僕らの夢を続けるためには、ホームで勝ち点を獲得することがすべてだ。
チームが掲げているひそかなスローガンが、僕らを遠くまで連れていってくれることを願っている。チームは意欲に満ちているからこそ、ファンには僕らを信頼してほしい」と口にした。
おそらく、今大会の優勝候補として、アスレティック・ビルバオの名前を挙げる人は少ないだろう。ただし、「このチームの素晴らしいところは、『サン・マメス』でこそ発揮される強大な力だ」とイニャキ。「僕らのホームでなら、いつだって“優勝候補”になれる。僕らに勝つには、対戦相手はまるで血の滲むかのような努力を積まなければならないはずだ」と自信を示すと、準決勝まで駒を進めた昨季のヨーロッパリーグ(EL)の経験を経て、チームが成熟していることを主張した。
「僕らはホームでは自信がある。相手の望むような試合の流れを崩し、安定した状況に持ち込ませないようにしたい。久々のCLで、熱気に溢れたスタジアムで試合ができるだろうけれども、感情は良い方向にも悪い方向にも左右するからこそ、熱くなりすぎてはいけない。昨季のELのように、大きな期待を寄せられた中で、その期待に応え、僕らが望む瞬間にたどり着くための術を知ることが、チームにとっての学びの一部だ。僕らはより成熟した姿で臨むよ」
今季のラ・リーガでは開幕3連勝と絶好のスタートを切りながら、13日に行われた前節のアラベス戦は0-1で今季初黒星を喫した。だが、イニャキは「シーズンはまだはじまったばかりだ。
確かに改善すべき点はあるが、アラベス戦は引き分けでもおかしくなかった」と、下を向く様子は感じられない。「3日後にリベンジができる。それもこの大会の優勝候補と試合ができるのだから、僕らにとってはまたとない機会だ」と闘志を燃やした。
アスレティック・ビルバオが本拠地『サン・マメス』にアーセナルを迎えるゲームは、日本時間で16日の25時45分(17日の1時45分)にキックオフを迎える。
【ハイライト動画】アスレティックはアラベスに敗れて今季初黒星
編集部おすすめ