アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、アスレティック・ビルバオ戦を振り返った。16日、イギリスメディア『スカイ』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節が行われ、アーセナルは敵地でアスレティック・ビルバオと対戦した。試合はスコアレスでハーフタイムに突入したものの、後半終盤にアルテタ監督の采配が的中。まずは72分に途中出場のガブリエウ・マルティネッリがファーストプレーで先制点を挙げると、87分には同じく途中投入のレアンドロ・トロサールが追加点をマークする。結局、そのままスコアは2-0で終了し、アーセナルが勝利を収めた。

 試合後のインタビューに応じたアルテタ監督は、「選手たちがどれほどこの大会(CL)を戦いたいと思っているか、その意味を理解している。だから毎回スタメンを発表するたびに多くの選手をがっかりさせてしまう」とコメント。その一方、「ただ、この経験こそが大事なんだ」と述べつつ、「ベンチを見渡したとき、彼(マルティネッリ)の目を見て、準備できていることが分かった。レオ(トロサール)も同じだった」と1ゴール1アシストを記録した両選手について言及している。

 また、投入直後に先制点を挙げたマルティネッリについては、「彼は必ずやってくれると私は確信していた」と交代時の心境を告白。「彼は強いメンタリティを持っていて、常に学び続けようとする選手だ。とても自分に厳しい」と称賛を送り、「今回の活躍が再び自信を持ってプレーするきっかけになることを願っている。彼は本当に素晴らしい選手だし、この試合をわずか2つのプレーで決めてくれたことをとても嬉しく思っている」と語った。


【動画】マルティネッリがファーストプレーで先制弾!




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