ゲームアプリの制作などをする『NEXON』が韓国のソウル・ワールドカップスタジアムで、有名レジェンド選手たちを集めた『ICONS MATCH』を13日と14日の2日間開催。初日はレクリエーション形式のイベントが行われ、約4万人を集め、2日目のレジェンドマッチはチケットが販売開始20分で完売したというほどの熱狂で64,855名を集め、20代の若者を中心に多くの人々を沸かせた。


 この試合にはアーセナルなどで活躍した元ブラジル代表MFジウベルト・シウバも参加。ボランチとして現役時代さながらのプレーを披露した。今年10月に日本代表がブラジル代表と対戦するということで、試合後にジウベルト・シウバを直撃してみると、「とても楽しみな試合になるでしょうね。ブラジル代表にとって、また日本に行けることは最高なことです。ブラジルにとってはワールドカップで優勝できた国ですし、私自身も日本にはいい思い出があります。日本も常にいいチーム、いい選手をそろえています。素晴らしい試合になることを期待しています」と、自身がブラジル代表としてワールドカップトロフィーを掲げた2002年の日韓ワールドカップを思い起こしつつ、コメントしてくれた。

「もし今の日本代表などについての印象があれば…」と念のために確認すると、さすがに「残念ですが、現在の選手のことはよく知りません」との回答。ただ、続けて自身と元日本代表選手との思い出を振り返ってくれた。「中澤佑二選手は友人なんです。ブラジルで一緒にプレーしていました。私にとって最初のプロクラブであるアメリカ・ミネイロで一緒にプレーしました。
主にU-20で同僚としてプレーしましたが、のちに代表チームの選手同士となって彼に会えたことは本当にうれしかったです。すごくグッドガイで、再会できたことは素晴らしいことでしたね」と、2006年にワールドカップの舞台で直接対決することができた友人との記憶を思い起こしている。

 帰り際、10月の日本戦の予想スコアを尋ねると満面の笑顔で「2-0」と両手で表現。母国の勝利を確信して、会場を後にしている。

【『ICONS MATCH』出場選手、スコアなど】

■FC SPEAR(攻撃的選手中心)
監督:アーセン・ヴェンゲル
スタメン(4-4-2)
GK:ジャンルイジ・ブッフォン
DF:パク・チソン、スティーヴン・ジェラード、バスティアン・シュヴァインシュタイガー、ギャレス・ベイル
MF:カカ、ウェイン・ルーニー、クラレンス・セードルフ、ティエリ・アンリ
FW:ロナウジーニョ、ディディエ・ドログバ(C)
サブ:イ・ボムヨン、ロベール・ピレス、ソル・ギヒョン、エデン・アザール、ク・ジャチョル

■SHIELD UTD(守備的選手中心)
監督:ラファエル・ベニテス
スタメン(3-4-3)
GK:イケル・カシージャス
DF:アレッサンドロ・ネスタ、リオ・ファーディナンド(C)、ネマニャ・ヴィディッチ
MF:カルレス・プジョル、マイケル・キャリック、クロード・マケレレ、ヨン・アルネ・リーセ
FW:マイコン、クラウディオ・マルキージオ、アシュリー・コール
サブ:キム・ヨングァン、パク・チュホ、イ・ヨンピョ、ジウベルト・シウバ、ソル・キャンベル

■主審:ピエルルイジ・コッリーナ

【スコア】
FC SPEAR 1-2 SHIELD UTD

【得点者】
73分 ウェイン・ルーニー(FC SPEAR)
83分 マイコン(SHIELD UTD)
88分 パク・チュホ(SHIELD UTD)

取材=小松春生


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