CLリーグフェーズ第1節が現地時間17日に行われ、バイエルンはチェルシーと対戦した。20分にミカエル・オリーズの鋭いクロスがトレヴォ・チャロバーのオウンゴールを誘発すると、7分後にはケインが自ら獲得したPKを沈めて2点差に。直後にコール・パーマーに1点を返されたが、63分に相手のミスを拾ったケインが貴重な追加点を挙げ、3-1で勝利を収めた。
チェルシーとの“名門対決”を制し、CL初戦の連勝記録を「22」に伸ばしたバイエルン。ケインはトッテナム時代を含めたCLでの通算得点数を「42」とし、11アシストと合わせて58試合で53ゴールに直接関与したこととなった。データサイト『Squawka』によると、これはかつてマンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードで活躍したデイヴィッド・ベッカム氏を上回るCLでのイングランド人選手の歴代最多記録だという。
試合後にはUEFAのプレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選出されたケインは「今日は本当に高いレベルでプレーできた。ボールを持っている時は素早く、ボールを持っていな時はインテンシティーが高く、良いプレッシャーをかけることができた。相手は素晴らしい選手を擁する非常にタフなチームだったが、最終的には勝利に値したと思うし、素晴らしいスタートを切ることができた」と充実感を滲ませつつ、次のように言葉を続けた。
「素晴らしい2ゴールだったと思うし、得点するのはいつだって嬉しいものだ。2点目は素晴らしいフィニッシュだったと思っているよ。わずかなスペースを見つけてファーサイドのコースへボールを曲げることができた。
昨シーズンはブンデスリーガを制覇し、悲願のキャリア初タイトルを獲得したケイン。CL優勝に向けて「このような大一番で勝利を収められたのは嬉しい。シーズンを通してこの調子を維持していきたい」と語っている。
【ハイライト動画】バイエルンがチェルシーとの名門対決を制す!