スポルティングを率いるルイ・ボルジェス監督が中盤の人選について言及した。同クラブの公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。


 昨シーズン、ポルトガル王者に輝いたスポルティングは連覇を達成。今シーズンは第4節で宿敵ポルトに敗れ、現在は暫定で4位につけている。そして現地時間22日には、勝ち点で並ぶ5位モレイレンセとの直接対決を控えている。

 日本代表MF守田英正は、開幕から公式戦4試合連続でスタメン出場を果たしていが、8月23日のプリメイラ・リーガ第3節ナシオナル戦で筋肉を負傷。2試合を欠場し、18日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節カイラト戦で復帰した。守田の欠場時にはジョージア代表MFギオルギ・コチョラシュヴィリがデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンドと中盤でコンビを形成することになった。

 ボルジェス監督は今夏加入したコチョラシュヴィリのパフォーマンスを評価し、「彼はチームとチームメイトのことを理解しようとしており、成長している。彼は耳を傾け、学ぶことが大好きな選手だ。少しずつ適応し、チームのために自分のクオリティを発揮している」とコメント。また、下部組織出身で18歳のジョアン・シモンエスについて「ギオルギと同じくらい、彼もスタメンとしてプレーができる準備ができている」と期待を寄せている。

 今後、さらなるメンバー競争が予想されるが、指揮官は守田とヒュルマンドの連携を絶賛。「比較すればの話だが、守田とモルテン(ヒュルマンド)は2シーズン続けてプレーしており、2人の連携は他に類を見ないものだ」と盤石のコンビネーションに信頼を示した。

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