今季のバルセロナはラ・リーガ第3節のラージョ・バジェカーノ戦こそ1-1で引き分けたものの、残る公式戦はチャンピオンズリーグ(CL)も含めて全勝中。レアル・マドリードを追いかけるためにも負けられない今節のゲームは、自陣でのミスから33分に先制を許し、1点ビハインドでハーフタイムに突入。それでも、56分にスペイン人DFエリック・ガルシアがゴール前のこぼれ球に詰めて同点に追いつくと、70分にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがヘディングシュートを叩き込んで逆転に成功。終盤の88分にはセットプレーからアラウホが追加点を奪い、3-1でタイムアップ。逆転勝利を飾ったバルセロナが、勝ち点「3」を積み上げた。
試合後、アラウホは「チームは常に冷静さと落ち着きを保ち、相手を圧倒できていたと思う」と発言。「最初の数分間は、相手のコーナーキックなどのシーンもあって、あまり良い感触ではなかったが、チームはこうした局面やプレッシャーに対処する方法を知っている。後半はより落ち着きを取り戻すことができたね、そして何よりも、勝利を喜んでいる」と話した。
また、バルセロナの失点シーンは、スペイン人GKジョアン・ガルシアが背後へのボールを処理しようとボックス外へ飛び出した際、その後のパスが相手に渡ってしまい、ゴールを許した形だった。それでも、最終ラインで共に守備陣を支えるアラウホは「ジョアンは我々にとって非常に重要な存在だ。彼が素晴らしいGKであることは皆が知っているはずさ」とした上で、「我々がすべきことを実行すれば、試合に逆転できると信じていた」と冷静に語っている。
同時に、今月23日、右ひざの負傷のために約4~5カ月の離脱を強いられることが決まったスペイン代表MFガビにも言及。
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