ラ・リーガ第6節が25日に行われ、バルセロナは敵地でオビエドを3-1で破った。試合後、現地メディア『ムンド・デポルティーボ』が、バルセロナに所属するウルグアイ代表DFロナルド・アラウホのコメントを伝えた。


 今季のバルセロナはラ・リーガ第3節のラージョ・バジェカーノ戦こそ1-1で引き分けたものの、残る公式戦はチャンピオンズリーグ(CL)も含めて全勝中。レアル・マドリードを追いかけるためにも負けられない今節のゲームは、自陣でのミスから33分に先制を許し、1点ビハインドでハーフタイムに突入。それでも、56分にスペイン人DFエリック・ガルシアがゴール前のこぼれ球に詰めて同点に追いつくと、70分にはポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがヘディングシュートを叩き込んで逆転に成功。終盤の88分にはセットプレーからアラウホが追加点を奪い、3-1でタイムアップ。逆転勝利を飾ったバルセロナが、勝ち点「3」を積み上げた。

 試合後、アラウホは「チームは常に冷静さと落ち着きを保ち、相手を圧倒できていたと思う」と発言。「最初の数分間は、相手のコーナーキックなどのシーンもあって、あまり良い感触ではなかったが、チームはこうした局面やプレッシャーに対処する方法を知っている。後半はより落ち着きを取り戻すことができたね、そして何よりも、勝利を喜んでいる」と話した。

 また、バルセロナの失点シーンは、スペイン人GKジョアン・ガルシアが背後へのボールを処理しようとボックス外へ飛び出した際、その後のパスが相手に渡ってしまい、ゴールを許した形だった。それでも、最終ラインで共に守備陣を支えるアラウホは「ジョアンは我々にとって非常に重要な存在だ。彼が素晴らしいGKであることは皆が知っているはずさ」とした上で、「我々がすべきことを実行すれば、試合に逆転できると信じていた」と冷静に語っている。

 同時に、今月23日、右ひざの負傷のために約4~5カ月の離脱を強いられることが決まったスペイン代表MFガビにも言及。
ガビは内側半月板損傷の治療のために関節鏡手術を受けた後、半月板を温存するために縫合術を受けており、長期間ピッチから離れることとなってしまった。そんなチームメイトに対して、既に病院にお見舞いにも駆けつけていたアラウホは「これはガビのための勝利だ。彼に捧げる。僕らは彼をとても愛しているんだ。完全に回復した彼と、一刻も早く共にプレーしたい」とエールを送った。


【ハイライト動画】バルサがオビエドに3発逆転勝利!



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