バルセロナは現地時間25日に行われたラ・リーガ第6節でオビエドを3-1で下した。

 リーグ戦3連勝を目指して敵地に乗り込んだバルセロナは33分に新守護神ジョアン・ガルシアのミスから先制を許したが、56分にエリック・ガルシアがゴール前のこぼれ球を押し込み試合を振り出しに戻す。
70分にフレンキー・デ・ヨングのクロスからロベルト・レヴァンドフスキの見事なヘディングシュートでネットを揺らすと、88分にはCKからロナルド・アラウホが追加点。後半に試合をひっくり返し、3-1の逆転勝利を飾った。

 昨年夏から指揮を執るハンジ・フリック監督はこの試合でバルセロナでの公式戦通算50勝を達成。データサイト『Opta』によると、就任から67試合での50勝達成は、現在パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督の60試合、エレニオ・エレーラ氏の64試合に次ぐクラブ史上3番目に速い記録となっているようだ。

 なお、フリック監督のここまでの通算成績は50勝8分9敗・195得点77失点。1試合平均では約2.9ゴールを記録し、約「2.36」ポイントを積み上げている計算となる。昨シーズンはラ・リーガ、コパ・デル・レイ(国王杯)、スーペルコパ・デ・エスパーニャの国内3冠を達成し、今シーズンもここまで無敗を維持。ラ・リーガでは6連勝中のレアル・マドリードを「2」ポイント差で追っているほか、チャンピオンズリーグ(CL)でも白星発進を飾っている。

 バルセロナは現地時間28日のラ・リーガ第7節で日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと対戦し、10月1日にはPSGとのCLリーグフェーズ第2節を控えている。


【ハイライト動画】新守護神のミスから失点も…バルセロナが見事な3発逆転勝利!

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