フランスのサッカー専門誌『フランス・フットボール』が主催するバロンドールは、FIFAランキング上位100カ国から選ばれた100人のジャーナリストによる投票で決定される、伝統の世界最優秀選手賞。
フランス・フットボールによると、PSG史上初のチャンピオンズリーグ優勝を含む4冠に貢献したデンベレに対しては73人の記者が1位に投票し、同選手の総合ポイントは「1380ポイント」だった。2位のスペイン代表FWラミン・ヤマルに対して15ポイントを与えたのは11人で、デンベレとヤマルの総合ポイント差は「321」と大差がついた。
参考までに昨年のバロンドールでは、受賞したスペイン代表MFロドリ(マンチェスター・シティ)に対しては49人が、2位のブラジル代表ヴィニシウス(レアル・マドリード)に対しては35人がトップに投票。2人の総合ポイント差は「41」と僅差だった。
今年のバロンドールに話を戻すと、3位のポルトガル代表MFヴィティーニャ(PSG)には6人、4位のエジプト代表FWモハメド・サラー(リヴァプール)には4人の記者が15ポイントを入れたが、5位のブラジル代表MFハフィーニャ(バルセロナ)を1位に投票したのは意外にもゼロだった。そのほか、3人がモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(PSG)をトップに投票し、フランス代表FWキリアン・エンバペ(レアル・マドリード)、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリア(PSG)、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(ナポリ)に、それぞれ1人が15ポイントを与えている。
トップ10のポイントは以下の通り。
1位 ウスマン・デンベレ(1380pts)
2位 ラミン・ヤマル(1059pts)
3位 ヴィティーニャ(703pts)
4位 モハメド・サラー(657pts)
5位 ハフィーニャ(620pts)
6位 アクラフ・ハキミ(484pts)
7位 キリアン・エンバペ(378pts)
8位 コール・パーマー(211pts)
9位 ジャンルイジ・ドンナルンマ(172pts)
10位 ヌーノ・メンデス(171pts)
【動画】“バロンドーラー”デンベレのプレー集!