チャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節が9月30日に行われ、レアル・マドリードは敵地でカイラト(カザフスタン)と対戦した。試合は25分にエンバペのPKでアウェイチームが先制し、52分と73分にも同選手が追加点をマーク。以降も攻撃の手を緩めることなく83分にエドゥアルド・カマヴィンガ、後半アディショナルタイムにブライム・ディアスが得点を挙げる。結局、試合は5-0で終了し、大勝を収めたレアル・マドリードがCL連勝を飾った。
カイラト戦で3ゴールを記録し、レアル・マドリード加入後通算4度目のハットトリックを達成したエンバペ。絶好調の“怪物”は今季開幕からの公式戦9試合で早くも13ゴールに到達した。『アス』によれば、このペースはC・ロナウドがレアル・マドリード在籍時の2014-15シーズンに記録した得点ペースと同一だという。なお、C・ロナウドは同シーズンにキャリアハイとなる61ゴールをマークしている。
さらに、直近80年間のレアル・マドリードにおいて、開幕から9試合で13ゴールを挙げた選手はエンバペとC・ロナウドの2人のみ。“白い巨人”の伝説的なストライカーであるアルフレッド・ディ・ステファノ氏は1956-57シーズンの開幕9試合で12ゴール、フェレンツ・プスカシュ氏も1959-60シーズンに12ゴールを記録したが、エンバペは両者を上回るペースでゴールを積み重ねている。
果たしてシーズン終了時にはエンバペがどこまで得点を伸ばしているのか、大きな注目が集まる。
【動画】カイラトvsレアル・マドリードのハイライト!