パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督がバルセロナ撃破を喜んだ。10月1日、欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。


 チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第2節が現地時間10月1日に行われ、PSGはバルセロナと対戦した。敵地に乗り込んだPSGは19分にフェラン・トーレスに先制点を献上したが、38分にヌーノ・メンデスの力強いドリブル突破からセニー・マユルが同点弾。90分にはアクラフ・ハキミの絶妙なラストパスからゴンサロ・ラモスがネットを揺らし、2-1の逆転勝利を収めた。

 バロンドールを受賞したウスマン・デンベレにフヴィチャ・クヴァラツヘリアとデジレ・ドゥエを加えた“強力3トップ”を欠きながらも、欧州王者の力を見せつけたPSG。エンリケ監督は「最初は苦戦した。バルセロナは才能豊かなチームで、20分間は巧みにボールをキープし続けていたので、我々は必死に戦った。しかし、同点ゴールを決めたことで自信が付き、1-1でハーフタイムを迎えたことでそれをさらに深めることができた」と試合を振り返った。

 複数の主力選手を欠く中、同点ゴールを挙げたマユルを筆頭にイブラヒム・エムバイェやブラッドリー・バルコラらが奮闘したことについては「若い選手たちがこの試合で成長し、学び、良いプレーをし、ファンに感動を与えているのを見て非常に嬉しく思う」と前置きしつつ、次のように言葉を続けている。

「これから厳しいスケジュールが待ち受けていて、非常にレベルの高い相手と対戦する。私にとって最も重要なのはクラブ、チームとしてのDNAと姿勢だ。どの選手かは関係ない。彼らがこのクラブのユニフォームを着て、我々のバッジを背負っている限り、その姿勢と努力の量は揺るがない。
彼らがここで見せたプレーを誇りに思う。ここでプレーするのは決して簡単ではなく、複雑なものだ。試合をコントロールし、複雑な状況に対処する方法を知っておく必要があるからだ」

 連覇に向けて好スタートを切ったPSG。21日に控える次節はアウェイでレヴァークーゼンと対戦する。


【ハイライト動画】PSGがバルサ撃破! 最終盤にG・ラモスが決勝点

編集部おすすめ