日本サッカー協会(JFA)は2日、今月10日と14日に行われる『キリンチャレンジカップ2025』に臨む日本代表メンバー27名を発表。同メンバーに選出されたDF望月ヘンリー海輝とMF相馬勇紀が、所属クラブのFC町田ゼルビアを通して、コメントを発表した。


 現在24歳の望月は192cmの恵まれた体格を誇る大型サイドバックで、国士舘大学卒業後の昨シーズンより町田で活躍。2025明治安田J1リーグでは26試合出場1得点を記録している。

 町田での活躍が認められ、昨年8月には日本代表に初招集。今年7月に行われた東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会で日本代表デビューを飾り、全3試合のピッチに立って優勝に貢献すると、9月にはアメリカ遠征に臨む日本代表に選出され、9日に行われたアメリカ合衆国戦でスタメン出場。今回は3シリーズ続けての招集となった。

 望月は町田を通して、「今回の選出もFC町田ゼルビアでの活動を評価していただいてのものだと思うので、いつも支えていただいている周りの皆さんに感謝しています。今まで積み重ねてきたものを発揮すること、そしてこの活動で経験してきたことをまたクラブに還元できるように頑張ります」と、クラブへの感謝を述べた。

 また、現在28歳の相馬はテクニカルなドリブルと正確なキックを持ち味とするサイドアタッカーで、これまで名古屋グランパス鹿島アントラーズ、カーザ・ピアでプレー。2024年7月に町田へ完全移籍加入すると、以降は主力として活躍を続けており、2025明治安田J1リーグでは28試合のピッチに立ち、8ゴールを挙げている。

 日本代表としては2019年12月、E-1選手権2019で初招集されると、以降は遠ざかった時期もあったものの、2022年7月に行われたE-1選手権2022で復帰し、同大会のMVP(最優秀選手賞)を獲得。この勢いのまま、FIFAワールドカップカタール2022にも出場した。今回は、今年7月に行われたE-1選手権2025以来、約3カ月ぶりの代表招集となった。


 日本代表選出を受けて、相馬は町田を通して、「また日本代表に選出していただき、大変嬉しく思います。FC町田ゼルビアでの経験を活かし、結果に繋がるプレーでチームに貢献したいと思います。応援よろしくお願いします」と意気込んだ。

 今回、日本代表は10月10日(金)に『パナソニックスタジアム吹田』でパラグアイ代表と、同14日(火)には『東京スタジアム』(※味の素スタジアム)でブラジル代表と対戦する。


【ハイライト動画】町田はリーグ戦5試合ぶり白星、劇的ゴールで岡山撃破



編集部おすすめ