リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、敗戦を喫したチェルシー戦を振り返った。4日、クラブの公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。


 プレミアリーグ第7節が4日に行われ、リヴァプールはチェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』に乗り込んだ。18分にモイセス・カイセドの豪快なミドルシュートで先制を許すと、後半に反撃を開始。63分にコーディ・ガクポのゴールで同点に追いついたものの、後半アディショナルタイムにエステヴァンに勝ち越し点を許し、1-2で敗戦した。

 この結果、リヴァプールは前節クリスタル・パレス戦、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライ戦に続いて、公式戦3連敗。2位アーセナルが勝利したため、プレミアリーグ首位の座も明け渡すことになった。

 スロット監督は試合後、「またしても残念な敗北となってしまったことは明白だ」とコメント。「後半のパフォーマンスはクリスタル・パレス戦と同様に好印象だった」と攻撃的な布陣で挑んだ後半は手ごたえを感じており、「試合中には『今度こそ勝てる』と感じた時間帯もあった」と続けた。

 しかしながら、敵陣ゴール前でのプレーには課題があるとし、「何度もチャンス迫り、4対3の優位な状況を作り出すこともできていたが、最後のパスが合わなかった。最後の10分間はどちらのチームにも勝利が転ぶ可能性があった。しかし、チェルシーが勝利を手にすることになった」と試合を総括している。


【動画】チェルシーが後半AT弾で劇的勝利



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