ラ・リーガの複数クラブで実績を残してきた“敏腕経営者”が、ロヒブランコスに加わることとなった。
その後はバレンシアでのゼネラルマネージャー(GM)職を経て、2021年3月にバルセロナのSDに就任。財政難に陥っていたクラブにおいて、大幅なコストカットを実現させつつ、FWハフィーニャやFWロベルト・レヴァンドフスキといった実力者も獲得するという辣腕を振るったのだ。2023年9月に退任したものの、約2年半でラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャと国内3大タイトルをすべてもたらしている。
今回の発表によると、カルロス・ブセロGD(ゼネラルダイレクター)のチームに加わるアレマニー氏は、SDとして、男子トップチームおよびBチーム、ならびにアカデミーのプロ部門に関連するすべての業務を統括するとのことだ。今年1月には、同職を務めていたアンドレア・ベルタ氏が退任したことで、一時期はクリスティアーノ・ジュントーリ氏(元ユヴェントスSD)の就任も取り沙汰されていたが、スペインのクラブ経営を知り尽くした62歳の招へいが実現した。