2026年6月からアメリカ、カナダ、メキシコで共同開催されるW杯に向けて欧州予選を戦っているイングランド代表はここまで5戦5勝でグループKの首位を快走しており、本大会出場権獲得に近づいている。
このような状況から、早くも本大会に向けた調整試合の計画も進んでいる模様で、イングランドサッカー協会(FA)は来年3月の代表ウィークで対戦する相手についての話し合いを進めているという。
これまで主にヨーロッパとのチームと対戦してきているイングランド代表は、今年6月にアフリカのチームであるセネガル代表とホームで対戦(●1-3)しているため、W杯前に様々なスタイルのチームと対戦する機会を得たいと考えており、来年3月に行われる『ウェンブリー・スタジアム』での親善試合ではすでにW杯出場権を獲得している日本代表とウルグアイ代表との対戦を検討していることが伝えられている。
それでも、FAとしては12月に行われるW杯の抽選結果も考慮に入れて、来年3月の代表ウィークの対戦相手を決める可能性もあるため、それまで最終決定はしないとも予想されている。
なお、イングランド代表が最後に南米のチームと対戦したのは、2024年3月にホームでブラジル代表との親善試合に0-1で敗れた時で、アジアのチームとは2022年のW杯でイラン代表に6-2で勝利して以来、対戦していない。
日本代表はイングランド代表とは過去3度対戦しており、通算成績は1分け2敗(3得点5失点)。最後に対戦したのは2010年5月の南アフリカW杯直前で1-2で敗れていたが、果たして来年3月に約16年ぶりの対戦は実現するのだろうか。