現在24歳のザークツィーは、バイエルンやアンデルレヒト、ボローニャなどでのプレーを経て、2024年7月に3650万ポンド(約74億円)と見られる移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入。新天地への適応に苦しみ、批判されることも多かったものの、昨季は主力として公式戦49試合出場で7ゴール3アシストを記録した。
しかし、今夏の移籍市場でブラジル代表FWマテウス・クーニャやカメルーン代表FWブライアン・ムベウモ、スロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコらが加入したことも影響して、今シーズンのザークツィーはまだスタメン出場がなく、公式戦4試合の途中出場でプレー時間はわずか82分にとどまっている。
このような状況に不満を抱えているザークツィーは、来夏に開催されるFIFAワールドカップ26に向けたオランダ代表に復帰するためにも、出場機会を求めて来年1月の移籍市場で移籍を検討しているようだ。
今夏の移籍市場ではナポリやユヴェントス、PSVなどから関心が寄せられていたと見られるザークツィーだが、果たして加入から約18カ月でマンチェスター・ユナイテッドを離れることになるのだろうか。