イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(アーセナル)が、ワールドカップ出場権獲得に向けた意気込みを語った。10日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が『スカイ』のインタビューを引用して伝えている。


 ここまで4試合を消化したFIFAワールドカップ26欧州予選・グループIで3勝1敗を記録し、勝ち点「9」の2位につけるイタリア代表。第2節終了後にルチアーノ・スパレッティ監督が退任となった“アズーリ”だが、その後に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下では2連勝を収めており、1試合消化数の多い首位ノルウェー代表を6ポイント差で追っている。

 敵地開催のエストニア代表戦を前日に控えるなかインタビューに応じたカラフィオーリは、「理論上は僕はサイドバックだけど、今のポジションを本当に楽しんでいる」とコメント。ガットゥーゾ監督からセンターバックとしての起用が続く点に触れつつ、「自由を持ちながら、しっかりとした意識を持ってプレーできるときこそ、自分のベストを発揮してチームを助けられるんだ」と自身に与えられた役割について言及した。

 また、新指揮官就任後の変化に対しては、「とても強度の高いトレーニングをしているし、正直、ここまでとは思わなかった。チームとしてしっかりしたアイデンティティを築いている最中だと思う」と説明。次戦へ向けては、「(前節の)イスラエル戦と比べると、危険な状況をより早く察知する必要がある。それは僕自身も含めてだ」と警戒を示している。

 さらに、3大会ぶりの出場を目指す本大会について、「僕たちはイタリアなんだ。イタリアがもうワールドカップを逃すなんて考えられない」と発言。続けて、「過去2大会の失敗は本当に痛かった。だから、もう二度とああいうことが起きないように、できる限りのことをするつもりだ」と強い決意を口にした。

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