日本代表は11日、キリンチャレンジカップ2025 ブラジル代表戦に向けて調整を行った。左足首の状態に不安を抱える久保建英は、10月の活動では初めてスパイクを履いてピッチへ。
全体練習の後半は松本良一コーチと個別で調整し、得意のドリブルからシュートまで至る動きを入念に確認していた。

 11日の練習を終え、久保は「やれることはやれているので、久々に合流できて良かったなと思います」とコメント。3日後のブラジル戦の出場に向けて「そこを目指してやっているので明日、明後日でどうなるか。プラン通りには行っている」と調整は順調に進んでいるようだ。

 ブラジルは10日に韓国代表と対戦し、5-0と圧勝している。「ブラジルの質の高さに関しては、僕たちがしっかりと対抗していくことが大事ですし、安易なミスをなくしていかないといけない。韓国の選手たちには気の毒ですけど、僕たちはホームで0-5で負けるわけにはいかない」と気を引き締めてた。

 ブラジル戦の舞台は東京スタジアム(※味の素スタジアム)。FC東京でプレーした久保にとっては、かつてのホームに“凱旋”することとなる。「試合を観に行くことはありますけど、ピッチに立つとなれば久しぶりですね」と話し、「感慨深いものはあると思います。いわば他の選手たちよりもホームのような環境でやらせてもらえる。FC東京のファン・サポーターの方も普段より多く見に来てくれると思うので、そういったことも力にして頑張っていきたい」と意気込んだ。

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