バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは、今シーズン限りでクラブを退団する可能性が高まっているようだ。12日、スペインメディア『スポルト』が報じている。


 現在37歳のレヴァンドフスキは、2022年夏にバイエルンからバルセロナに完全移籍を果たした。加入以来ここまで公式戦156試合で105ゴール20アシストを記録。今シーズンはプレシーズンマッチの終盤に負傷し、リーグ開幕節を欠場したものの、リーグ戦では4ゴールをマークしている。

 そんなレヴァンドフスキの現行契約は2026年6月となっており、今シーズン終了後に契約が満了となる。今後の去就に注目が集まるなか、『スポルト』のアルフレッド・マルティネス記者は「37歳のポーランド人FWのバルセロナでの時間は終わった」とし、「彼が来シーズンもプレーすることはない」と今シーズン限りでの退団を予想した。

 さらに、「来シーズンの最優先事項である右サイドバックの補強と合わせて、代役探しが進められている」と伝えると、アトレティコ・マドリードに所属するアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスのようなビッグネームではなく、レバンテのカメルーン代表FWカール・エッタ・エヨンといった若手選手をターゲットにする可能性が高いと見解を示している。

 なお、レヴァンドフスキの今後のキャリアについては「キャリアを1、2年延長するか、引退を決意し妻の希望するバルセロナ永住を選択するかはわからない」と伝えている。
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